2023年6月25日、第38回サロマ湖100kmウルトラマラソンに挑戦しました。
北の聖地に向かって
いよいよ聖地に向かって出発
自宅を出て最寄駅から電車に乗り込み、羽田空港へと向かう。
小型のスーツケースとリュックが一つずつ
黒部と富士五湖の時と同じ
100キロの距離とドロップバックの分、荷物が増えた。
不安を抱えて
問題は、これまでになく気分が上がらないこと。
理由はひとつ
完走できないことを前提としての参加だから
前日まで、いや、朝起きるまでキャンセルするか迷っていた
都合の良いキセキは起こらなかった
左脹脛の爆弾は確実にそこに静かに潜んでいる。
いつ爆発しても不思議でない
この3週間ずっと敏感に観察してきたので僕にはわかる
先週と先々週の週末はこなせたので、キロ6分ペースで2時間耐える可能性はあると思う。
結局、今週走ったのは火曜の皇居ランのみ
その際、2周目に入ったところで古傷の肉離れが発生した
それ以来、まったく走っていない。
これは良いテーパリングになったと考えたい
4週前のフルマラソンでは、直前までの練習の疲労が抜けきらずレース序盤から失速する経験をした。
聖地を目指す理由
それにしても
2月に僕がランネットでサロマ湖100kmマラソンにエントリーのクリックをしたのは
聖地サロマへの憧れ
と怖いもの見たさの勢いからだった。
4月のチャレンジ富士五湖で62キロを完走することができ、100キロのイメージが少し持てた。
5月にトレランで8時間走して、月末には距離走を兼ねて黒部でフルマラソンを走った。
気がつくと今年2月から連続して月間走行距離が200キロを超え、複数のレースをこなし、100キロマラソンへの準備は順調に整った。
僕の中の気持ちは日を重ねて少しずつ昂り
サロマへの憧れは確実に目標へと置き変わった。
そしてこの聖地への挑戦によって、僕は自分が走りはじめた意味を見出したいと思っていた
一つの区切りとして。