思い出の大会、チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンに再び参加します。
一年ぶり
昨年、僕にとって初めてのウルトラマラソン挑戦で、3湖62キロを走りました。(記事はこちら)
フルマラソン以上の距離を果たしてちゃんと完走できるのだろうかと、大会にエントリーしてからレースの前まで緊張したことを覚えています。
実際にレースを走ってみると、のんびりしたムードのウルトラの雰囲気がとても心地よく、美しい姿を見せてくた富士山を堪能できて最高に楽しいレースとなりました。
もちろん未経験の距離で長く感じたし、最後の激坂にはこれでもかと苦しめられましたが、フィニッシュした直後には「来年は4湖100キロに挑戦するぞ」と思っていました。(記事はこちら)
ところが、今回エントリーしたのは「5湖118キロ」。
昨年の辛かった記憶は、僕の中で時間の経過とともに雲が流れるようにきれいに消え去ってしまい、もはや「100kmも118kmも大差ない」と、距離の感覚もおかしくなり、ノリと勢いで選択したのでした。
未知の旅へ
3湖62キロのコースでは、富士北麓公園をスタートとゴールとして、河口湖と西湖と精進湖を走りました。(記事はこちら)
4湖と5湖のコースでは、3湖と同じく富士北麓公園からスタートしますが、最初に山中湖へと向かいます。山中湖をぐるっと一周して忍野を通り富士北麓公園まで戻ると40kmくらいの距離になります。
そこから先は3湖と同じコースを走ります。つまり昨年経験済みの行程です。(記事はこちら)
河口湖と西湖の北側の湖畔を進み、精進湖を反時計周りに周回してからスタートと同じ富士北麓公園に戻るわけですが、4湖のコースはこれでちょうど100kmです。
そして、僕が参加する5湖のコースは、精進湖からさらに先の5番目の本栖湖へと足を伸ばし、本栖湖を周ってから再び精進湖、西湖、河口湖を経てゴールを目指すことになります。
ちなみにそれぞれの湖の周回のおおよその距離は次のとおりです。
山中湖 13km
河口湖 17km(橋を渡ってショートカットするのでレースで走るのは15kmくらいか)
西湖 10km
精進湖 7km
本栖湖 12km
じつは五つの湖の周回距離を足しても60km程度にしかなりません。
つまり湖畔以外のコースが、倍近い距離があるのです。
コースを試走してわかったのは、湖と湖を結ぶ道が、かなりタフであること。
今回は実際に自分の足で走ったのは河口湖と西湖だけでしたが、この二つの湖を繋ぐのはなかなかの峠道です。昨年も苦しめられたことを思い出しました。
試走した場所以外の残りのコースの様子は車に乗って確認したのですが、その距離とアップダウンに苦笑いです。
そして、4湖100kmのコースとの違いである「ラスボス」的な本栖湖が、肉体的にも精神的にもタイム的にも踏ん張りどころになりそうな感じ。
今回は試走をしてみて、確認できた未知のコースの様子と昨年の苦しかった記憶が絡まって、本番への緊張感が増してきました。
本番では「未知の旅」を存分に楽しみたいと思います。
つづく