2022年3月、沖縄本島の南西300km、宮古島の離島の伊良部島を旅ランしました。
伊良部島
2022年3月、宮古島の離島で友人が営む宿、sora niwa hotel and cafeに滞在して、一人でのんびり休暇を過ごしました。
島の環境とゆっくりと流れる時間は、長年積み重ねてきたことから離れて、人生を立ち留まり、思い巡らす好機となります。
南国特有の太陽と雲の下、透き通った海、力強く伸びるウージの林、琉球石灰岩の台地をのんびり駆け抜けながら、海、自然、歴史、風土に触れました。
Day 6 「渡口の浜」ラン
とうとうこの旅も最終日です。
昼前の便で宮古空港から帰る予定なのですが、本を読みながら島での最後のの朝食をゆっくり楽しみたいので、今日は夜明けの時間からジョギングに出かけます。
といっても、ホテルから2キロほどにある渡口の浜が目的地です。
この浜は、宿の主人である友人が「日本一美しいビーチ」と言ってました。
渡口の浜の入り口で、僕はランニングシューズとソックスを脱いで手に持ち、裸足で弓形の白い砂の上をゆっくり歩きます。
僕が訪れたときは、半年前に起こった海底火山の噴火の影響で、波打ち際にうっすら小さな軽石が漂着していました。
それまでに随分と人の手による回収が行われたそうです。
それでも他にない美しいビーチであることは間違いありません。
そして、渡口の浜の向こうに朝日が昇っていきます。
日本一のビーチにふさわしい、黄金に輝くとても美しいサンライズタイムでした。
この瞬間、僕はまた「ランナーになった幸せ」を感じたのでした。
おまけへとつづく