2022年3月、沖縄本島の南西300km、宮古島の離島の伊良部島を旅ランしました。

伊良部島

2022年3月、宮古島の離島で友人が営む宿、sora niwa hotel and cafeに滞在して、一人でのんびり休暇を過ごしました。

南国特有の太陽と雲の下、透き通った海、力強く伸びるウージの林、琉球石灰岩の台地を駆け抜けながら、海、自然、歴史、風土に触れます。

島の環境とゆっくりと流れる時間は、長年積み重ねてきたことから離れて、人生を立ち留まり、思い巡らす好機となりました。

走るときについて語るときに僕の語ること

この旅のテーマは

「走ること」

「本を読むこと」

走るとき意外の時間は、基本的にのんびり読書に勤しみました。

「一人きりになりたいという思いは、常に変わらず僕の中に存在した。だから一日に一時間ばかり走り、そこに自分だけの沈黙の時間を確保することは、僕の精神衛生にとって重要な意味を持つ作業になった。」

30年ぶりの小説

予定のない旅と南国の空気と時間は、村上ワールドに浸るのにぴったりでした。

今回、気軽に読めそうな本という理由で、村上春樹氏の「走ること」や「小説を書くこと」に関するエッセイ本を宿に持ち込んでいたのですが、偶然にも宿の蔵書には、氏のハードカバーの作品がびっしりと並んでしました。

そこで、大学を卒業し会社員になって以来、ぱたりと離れてしまった、村上春樹氏の小説を久しぶりに読みました。

じつに30年ぶりでした。

「風の歌を聴け」から「ダンス・ダンス・ダンス」、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」や「ノルウェイの森」あたりまでは、当時のほぼ全ての作品を読みあさり、「遠い太鼓」はバックパックひとつで欧州を一人で旅した際の携行本でした。

そう、あの頃の僕は、ハルキストだったのです。

この旅で、社会人になって初めて村上春樹氏の小説は読んだのは、けっして偶然でないと思います。

Journey is just a life.

この旅で読んだ本。

「剱岳」

「走るときについて語るときに僕の語ること」

「職業としての小説家」

「伊良部村史」

「色彩をもたない多崎つくると、彼の巡礼の年」

上の3冊は自分で持ち込んだもので、下の2冊は宿の蔵書から。

つづく